「これ」「自分」
「これ」または「自分」は、種類手順において、その手順が定義された種類そのものを表します。
使用例
「車」種類にある「名前」変数の内容を表示します。
次の例のように、種類変数と局所変数に同じ名前の変数がある場合、通常は局所変数が優先されますが、
「これ」または「自分」を使うことで、種類変数を指定できます。
車をテストする 車とは +名前=「インサイト」 【自分】を、テストする手順 名前を持つ 名前は、「車」 名前を表示する 自分の名前を表示する 終わり 終わり
また次のように、種類内の手順で、「自分」を指定すると、継承された種類のオブジェクトの場合にも、それが書かれた種類を指します。
車Aという車改を作る 車Aが名前を表示する 車とは +名前 自分を命名する手順 名前は、「テスト車」 終わり [自分]が、名前を表示する手順 自分を命名する //同じ種類で定義された手順(車:命名する)が呼び出されます。 命名する //オーバライドされた手順(車改:命名する)が呼び出されます。 名前を報告する 終わり 終わり 車改とは 車を受け継ぐ 自分を命名する手順 名前は、「テスト車改」 終わり 終わり