Microsoft Excelで選択された範囲(Range)を表す種類です。

セルの字体や色の変更、罫線の設定などを操作できます。

セルを取得する方法

セルの字体や色を変えるには「セル」オブジェクトを取得する必要があります。

エクセル画面上で選択しているセルを取得するには、次のように書きます。

操作セルは、エクセルの選択

A1のセルを取得するには、次のように書きます。

操作セルは、エクセルの選択シート:セル(「A1」)

また、5行2列目のセルを取得するには、次のように書きます。

操作セルは、エクセルの選択シート:セル({5,2})

手順

次の手順を使用できます。

自分からカットする

セルを切り取ります

自分をコピーする

セルをコピーします

自分を削除する

セルを削除します

自分をクリアする

セルの値・書式・コメントをクリアします

自分から値をクリアする

セルの値をクリアします

自分から書式をクリアする

セルの書式をクリアします

自分からコメントをクリアする

セルのコメントをクリアします

自分へ挿入する

セルへ新しいセルを挿入します

セルを挿入する

エクセルを起動する
エクセルにブックを追加してWとする
Wの現在シートの一覧は{{「A」,「B」,「C」},
	{1,100,20},
	{2,130,30},
	{3,90,50}
}
[Wの現在シート:セル(「B1:C2」)]に挿入する

自分を選択する

セルを選択状態にします

セルを選択する

エクセルの現在シートの使用範囲を選択する

自分で【置換前】を【置換後】へ置換する

セルに含まれる値を置き換えます

自分へ貼り付ける

セルを貼り付けます

自分を結合する

選択範囲のセルを結合(マージ)します

自分を分割する

結合されたセルを分割します

自分を【セル】で〈【方法】に〉並べ替える

指定したセルを基準に並べ替えます。【方法】には「昇順」「降順」/「行」「列」を文字列で指定します。

セル範囲を並べ替える

エクセルを起動する
エクセルにブックを追加してWとする
S=Wの現在シート
Sの一覧は{{「A」,「B」,「C」},
{1,100,20},{2,130,30},{3,90,50},
{4,100,10},{5,120,30},{6,130,20}}
Sのセル(「A1:C7」)をSのセル(「C1」)で「行降順」に並べ替える

自分から【キーワード】を検索する

指定したセルからキーワードを検索します。

自分で【セル】から次を検索する

指定したセルからキーワードを検索します。

自分で【セル】から前を検索する

指定したセルからキーワードを検索します。

自分の【対象列】列目を【条件値1】で〈【条件値2】と〉オートフィルタする

指定したセル範囲を【対象列】が【条件値】であるセルでフィルタします。【条件値2】を指定すると、どちらかの値に合致するセルでフィルタします。

セル範囲にオートフィルタを設定する

エクセルを起動する
エクセルにブックを追加してWとする
Wの現在シートの一覧は{{「A」,「B」,「C」},
{1,100,20},{2,130,30},{3,90,50} ,{4,100,10},{5,120,30},{6,130,20}} Wの現在シートの使用範囲の3列目を「30」でオートフィルタする Wの現在シートの使用範囲の3列目を「30」と「10」でオートフィルタする

自分へ【内容】というコメントを追加するエクセルコメント

指定したセルにコメントを追加します

自分から〈【列番号】列目で〉重複を削除する

指定した範囲で、指定した列の値が重複する行を削除します

セル範囲から重複する行を削除する

エクセルを起動する
エクセルにブックを追加してWとする
Wの現在シートの一覧は{{「A」,「B」,「C」},
{1,100,20},{2,130,30},{3,90,50}
,{4,100,10},{5,120,30},{6,130,20}}
Wの現在シートの使用範囲から2列目で重複を削除する

設定項目

次の設定項目を指定できます。

設定項目   説明
内容 文字列 セルの値
計算式 文字列 セルの計算式
エクセルの現在シートの選択の計算式を「=sum(A1:A10)」に変える
表示形式 文字列 セルの表示形式
エクセルの現在シートの選択の表示形式を「@」に変える
フォント名 文字列 セルのフォント名
文字サイズ 整数 セルの文字の大きさ
背景色 セルの背景色
文字色 セルの文字色
太字 真偽 セルの文字を太字にするかどうか
斜体 真偽 セルの文字を斜体にするかどうか
下線 真偽 セルの文字に下線を付けるかどうかどうか。線の種類を指定します
取り消し線 真偽 セルの文字に取り消し線を付けるかどうか
真偽 セルの文字に影を付けるかどうか
大きさ 大きさ セルの大きさ
整数 セルの幅
高さ 整数 セルの高さ
座標 座標 セルの座標
整数 セルの横
整数 セルの縦
一覧 文字列の配列 選択しているセルの内容
行数 整数 選択しているセルの行数
列数 整数 選択しているセルの列数
文字配置 列挙 セルの表示配置
{左上/左中央/左下/中央上/中央/中央下/右上/右中央/右下/標準}
が指定できます。
罫線の形 列挙 選択しているセルの罫線の形
{四角/上/下/右/左/すべて/中枠/なし}
罫線のスタイル 列挙 選択しているセルの罫線の種類
{なし/実線/破線/一点鎖線/二点鎖線/点線/二重線/斜線}
罫線の太さ 列挙 選択しているセルの罫線の太さ
{極細/細い/中/太い}
罫線の色 選択しているセルの罫線の色
  セルの四方を指定した太さの罫線を引きます
{なし/実線/破線/一点鎖線/二点鎖線/点線/二重線/斜線}
セルの罫線   セルの四方を指定した太さの罫線を引きます
{なし/実線/破線/一点鎖線/二点鎖線/点線/二重線/斜線}
結合セル 真偽値 セルが結合状態かどうか 
折り返し全体表示 真偽値 セルに内容が収まらない場合に幅をそのままに折り返して全体を表示するかどうか
縮小全体表示 真偽値 セルに内容が収まらない場合に大きさをそのままに内容を縮小して表示するかどうか
コメント エクセルコメント セルのコメントを取得します
元実体 ネット物 管理型のオブジェクトを返します。VBAと同様のメソッド・プロパティにアクセスできます。

サンプルコード

セルの内容と罫線を変更する

エクセルを起動する
エクセルへブックを追加する

ーー指定したセルに文字を入力します
操作セルは、エクセルの選択シート:セル({5,2})
操作セルの内容を「プロデル」に変える

ーーセルに罫線を設定します
操作セルは、エクセルの選択シート:セル(「B2:F8」)
操作セルの罫線の形を「四角」に変える

 

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